本日は、お彼岸のお中日でした。宮川家と近藤家の菩提寺、龍源寺へお墓参りに行きました。
その後、牛込柳町にある常楽寺に伺いました。常楽寺には、一刀流開祖 伊藤一刀斎景久、後継の神子上典膳、浅利又七郎など錚々たる剣客のお墓があります。墓前に線香を焚き手を合わせて参りました。この常楽寺から5分も離れていないところに、天然理心流 試衛館道場がありました。近藤勇達試衛館一党も剣聖と云われた一刀斎達のお墓には、折々にお参りをしていたのではないでしょうか。本日もなにかに引き寄せられてお参り出来ました事、とても嬉しいご縁でした。
そして本日は、もう一つ嬉しいご縁が有りました。伊藤一刀斎景久のご子孫で、戦前、戦中、戦後と一世を風靡したペン画,挿絵の巨匠 伊藤彦造画伯の作品を、展示会が開催されている文京区弥生美術館を訪ね、拝見できた事でした。繊細にして、表情豊かに、五体すべてが生けるが如く描かれたペン画,挿絵は、見るものすべてを引きこんでしまう魅力に満ちています。伊藤画伯は、武の心をもって認めたとも、お話をしていらっしゃいます。皆様も機会が御座いましたら、ぜひ一度ご覧ください。