2月10日、勇武館は調布 布多天神社にて2回目の奉納演武をさせていただきました。
近藤勇の生家、宮川家は布多天神社の近くを流れる野川を2kmほど、さかのぼった処(現在の野水)にあります。
天神様は、毎月25日が縁日で、勝五郎(勇の幼名)は大変楽しみにしていた様です。畑仕事が無い時などは、使用人達と露店を廻りながら駄菓子を食べたり、砂糖水を飲んでいたと、天神社奉賛会会長荒井氏は先代からの聞いていたそうです。
10日は、最強の寒波が来襲との予報でしたが、幸い好天に恵まれ演武日和となりました。
梅の花もほころび始めた境内には、大勢の方がお運び下さり、ご観覧いただきました。
お寒い中、沢山の応援を頂戴致し有難う御座いました。
お陰さまにて、門人一同、寒さにめげず、気合の入ったいい演武が出来ました。
まだまだ力不足は否めませんが、近藤勇、土方歳三、沖田総司らが遣った天然理心流の一端をご披露出来ました事、大変うれしく思っています。
近藤勇からは、 「まだまだ、まだまだなぁーっ」 とため息が漏れ聞こえそうですが、実は、勇や孫の久太郎のにっこりした笑顔を背に感じました。
演武終了後、来場された方々と指導部、門人とで天然理心流の体験稽古を行いました。多くの希望者があり、見るとやるとは大違いと、木刀を振っていただきました。
少しでも皆さんに、天然理心流を親しんでいただければとの企画でした。好評でしたので、次回も予定します。ぜひ、ご来場下さい。
今回も、布多天神社野澤宮司様の格別の御取り計らいにより、勇武館一同の演武が実現出来ました。誠に有難う御座いました。
これからも、皆様に、ご満足いただける演武を目指して、本日より精進してまいります。
どうぞよろしく、ご指導、ご鞭撻を賜ります様、衷心よりお願い申し上げます。