令和2年2月16日(日)、東京国立博物館にて開催されている特別展「出雲と大和」を鑑賞して来ました。

  いらっしゃいませ!  ようこそ!

   ~   Isami Cafe ~ 

  本日のコーヒーは、ホンジュラス HG です。

  北はカリブ海、南は太平洋に面した美しい国です。
  豆は大粒で、高級品です。味覚は柔らかく、中性で
  とても評判がよく、日本人にも大変好まれている
  コーヒーです。 
       どうぞ、ごゆっくりお過ごし下さい。


 2月16日(日)、上野の東京国立博物館にて開催されている特別展「日本書紀 成立1300年、出雲と大和」を鑑賞して来ました。

 令和2年(2020年)は、「日本書紀」の編さんされた、養老4年(720年)から、1300年という記念すべき年との事です。

 「日本書紀」とは、神代から持統天皇(697年)までを記した歴史書で、全30巻もあります。1300年経った今でも、様々な視点から研究が続けられています。

 今回の展示品は、主に出雲大社や周辺の遺跡、大和地方の遺跡から出土した品々で、多くが国宝や重要文化財でした。勉強しました。

 未だ言葉や文字が定かでない古墳時代から残された、土器類など生活用品の「知恵」、「技」には驚かせられますし、きらびやかな馬具装飾品、多数の銅剣、銅鐸、銅矛、埴輪類、中にはガラス玉や首飾り。そして大和朝廷の象徴である、沢山の王権の鏡。神代より伝え、語られて来た神話、伝説、人、物、出来事を書き残した「日本書紀、巻二」の写本(熱田神宮蔵、南北朝時代1375年、重要文化財)。
 まさに、どれもが日本創世を知る事が出来る名宝で、感動を覚えました。日本の始まりは、「出雲と大和」と言われるのも過言では有りません。

 出雲地方は、数々の神話が語り、残されており、中でもオオクニヌシの国譲りの神話はつとに有名ですが、あらてめて、「そうだったの」と関心が向きました。

 出雲の神話から、始まった日本創世は、やがて大陸との交流が盛んになり、大和朝廷が誕生。大きな変革期を迎え 、政治、経済、文化が広く、日本全土に定着していったとの事。

 1300年前の移り行く日本の一端をうかがい知ることが出来ました。あらためて納得!

 本日は、館内で2枚の写真を撮れました。一つは、出雲の加茂岩倉遺跡の多量銅鐸埋納状況の模型。もう一つは、昭和24年1月に焼失し、直ちに復元作業に取りかかり、昭和46年に一般公開された、法隆寺金堂壁画の複製陶板(第一号壁)です。貴重な資料ですね。

 語り尽くせない、書き尽くせない「出雲と大和」展でした。有り難う御座いました。

 神田の神田明神社にお参りしました。

 江戸総鎮守として、江戸市民から大変愛され、崇敬されている神社です。堂々として威容を誇るお社は、江戸っ子の気概を感じます。

 静かに頭を垂れ、家内安全と勇武館道場の安全・発展をお祈りしました。スッと力みが取れ、清々しい気持ちになりました。今年は、昨年からの八方塞も明け、春から学ぶ事が多くなりました。 元気に励みます。

 神社前の坂道を下っていますと、人混みの中、神田明神下の名親分 銭形平次と子分の八五郎が連れ添って歩いていました。事件も解決したのでしょうか、何やら気分よさそうでした。神田明神と江戸っ子、よく似合います。 出来過ぎ?  いやいや、江戸の名残りにしたい風情です。


 午後、日本橋へも足を延ばし、昭和8年に創業した洋食で有名な、「たいめい軒」で昼食をいただきました。長蛇の列をじっと待って、久しぶりに評判の「オムライス」をほおばりました。 美味しかった!  懐かしかった! で、一日を締めました。 ご馳走様でした。 

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