令和6年(2024年)3月19日、久しくあたためていた、早春の鎌倉・江ノ島七福神めぐりの日帰りの旅をしました。

いらっしゃいませ!ようこそ!
Isami Cafe ~ へ

 本日のコーヒーは、「ハワイカウ エキストラファンシー」です。

 ハワイ島は、ビックアイランドとも呼ばれ、マウナ・ロア山などが連なり「カウコーヒー」と呼ばれています。多くの日系移民もコーヒー栽培に従事したいます。豆は大粒で平型、色はロウ味を帯びた緑色。味は滑らかで、適度な酸味をもち、世界最高のコーヒーの一つにかぞえられています。その最上級がエキストラファンシーです。

 今日も、ごゆっくりお楽しみ下さい。

3月19日、早春の鎌倉・江ノ島七福神巡りを楽しんで来ました。
 歳を取るとお願い事が多くなりました。心おきなく、元気よく。

 鎌倉・江ノ島七福神縁記によれば、七福神は、福神信仰に由来するもので、恵比寿様、大黒天様、弁財天様、毘沙門天様、布袋様、福禄寿様、寿老人様をいい、この福神を参詣して回ると、防災招福・諸願成就がかなうとされ、江戸時代にお正月の行事として、信仰がはやりました。
 特に、鎌倉・江ノ島七福神は古都鎌倉・江ノ島の風光明媚な場所にあり、人気となりました。やがて、お正月に限らず春夏秋冬、いつでも参詣する旅人が増え、一般化し現在に至りました。
 人気が上り「鎌倉・江ノ島七福神巡り」の名称が定められたのは、意外と遅く、昭和57年(1982年)との事。

 鎌倉・江ノ島七福神が祀られている寺社は、
   ① 布袋尊様・・・浄智寺      ② 旗上げ弁財天様・・鶴岡八幡宮
   ③ 毘沙門天様・・宝戒寺      ④ 寿老人様・・・・・妙隆寺
   ⑤ 恵比寿様・・・本覚寺      ⑥ 大黒天様・・・・・長谷寺
   ⑦ 福禄寿様・・・御霊神社     ⑦   江島弁財天様・・・江島神社            
 です。

参詣する順序は、特に決まり有りません。ご都合に合わせてお回り下さい。

 この日は、先ずJR横須賀線で北鎌倉駅下車、少々歩いて「浄智寺」へ。鎌倉五山の第4位の格式です。山門をくぐり本堂横手の「やぐら」に布袋様がニッコリと。静かに手を合わせ、健康に感謝し、福徳円満を。

鎌倉へ。2番目は、鶴岡八幡宮の大鳥居をくぐって右手。源平池の中島に建つ「旗上弁財天様」。沢山の幟がはためいています。武運長久、大願成就を。頼朝、政子も熱心にお詣りされたとの事。

 大鳥居を出て左ヘ。金沢街道を少し歩くと、小町大路と交差します。3番目の宝戒寺。
 鎌倉幕府最後の得宗北条高時の菩提寺。北条高時は、元弘3年(1333年)5月、新田義貞に攻められ、東勝寺に立てこもり戦いましたが敗れ、一族郎党800余人がこの地で、自刃し鎌倉幕府は終焉しました。
 今は、史跡として往時を偲ばせます。

 福神は、ご本尊の左手に毘沙門天様が祀られています。病魔退散、財宝富貴を。手を合わせました。

 小町大路に戻り、駅へ向かって100メートル程に、4番目の妙隆寺。福神は寿老人様、祠に欅一本造りの寿老人尊像が祀られています。長寿延命の福神。静かに手を合わせました。

 山門を出て小町大路を駅へ向かって少し歩くと、左手に往時、日蓮聖人が日ごと辻説法した場所に出会います。昔、歴史の時間で教わりました、日蓮聖人の辻説法の話し。懐かしい。道を隔てて大きく建つのが、七福神巡り5番目の本覚寺。山門をくぐると本堂。右手のお堂に恵比寿尊様が祀られています。
 説明によると、日朝上人が身延山久遠寺から、日蓮聖人のお骨を本覚寺に分骨され、以来「東身延」と称し、親しまれて居る由。福神は、恵比寿尊神。お話では七福神の中で、ただ一人の日本の神様。商売繁盛、家運向上、縁結び、五穀豊穣を。日頃から、いろいろと親しく、お世話に。そっと手を合わせました。

 鎌倉駅から、江ノ電で「長谷」下車。七福神巡り⑥番目の長谷寺へ。昔から「長谷の観音様」として、つとに有名。いつも多くの人が参詣に訪れています。本堂に祀られている11面観音菩薩像は高さ9メートルを超え、日本最大の木彫像。また、展望台から望まれる鎌倉の海は素晴らしい。
 福神は大黒天様、山門から入ってすぐ右手の大黒堂に祀られています。出世、開運、商売繁盛の福神。
 静かに手を合わせました。

 山門を出て、駐車場脇から少し歩くと⑦番目の御霊神社。福神は「福禄寿様」。鳥居のすぐ前を走る江ノ電をカメラを構えた撮り鉄が。
 毎年9月の例祭日に特別のお面を着けた人達10人による「面掛け行列」が神輿と共に街をねり歩きます。この10面の中に「福禄寿」が含まれ、宝蔵庫に祀られています。長寿・家禄永遠をお祈り。

 江ノ電「長谷駅」に戻り、⑧江島弁財天様へ。駅前より人混みの中、久し振りに江の島大橋を渡り、先ず江島神社にお詣り。懐かしい。
 由来によれば、1400有余年程前の欽明天皇の御代に風光明媚な江島に創祀され、朝廷、秀吉、家康公などをはじめ、天下大衆の崇敬を集め、現在も開運、防災、財宝、音楽の守護神として、多くの人の信仰を集めています。

 ここ、江島弁財天様は安芸の宮島、近江の竹生島と共に日本三大弁財天として、つとに有名。
 本日、無事に鎌倉・江ノ島七福神巡りの旅を終える事が出来、長年の思いの達成感に包まれ心晴れ晴れとしました。「結願」の御朱印を有り難くいただきました。