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本日のコーヒーは、「ホンジュラス HG」です。
ホンジュラスは、北はカリブ海、南は太平洋に面し中米でもとても美しい国。HGとは、ハイグロンの略。豆は大粒、味覚は柔らかく、中性で世界で大変人気があります。日本でも多くの方々の愛飲され、楽しんで頂いております。
どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さい。
3月30日、勇武館は、5年振りに近藤勇の生誕地、調布布多天神社にて奉納演武会を行いました。
5年もの間、コロナ禍で中断してました、天然理心流演武を野澤宮司様の特別のお取り計らいを賜わり、久しぶりに奉納させていただきました。





昨秋より、この日に備え稽古を重ね、晴れの舞台で力一杯、天然理心流をご披露しました。延喜式内武州調布布多天神社は、延長五年(927年)制定された延喜式に名を連ねる多摩地方有数の格式を誇る古社です。境内の一角には、日露戦争慰霊碑が建っており、大連で戦病死した勇の孫久太郎の名があります。布多天神社は宮川家、近藤家にとりましても、深いご縁を頂いております。勇武館が、勇の生誕地調布、布多天神社にて奉納演武を行えますのも、このご縁の賜物です。
正午、厳粛な神事の後、天然理心流の演武を開始しました。境内には、大勢の天然理心流ファン、新選組ファンのご来場を頂きました。


演武は、刀礼法から始め、流祖が「太極心 神の業」として編み出した天然理心流組み太刀の形太木刀による、中極意「木刀表の形五本」、そして「目録の形」へと順次にご披露しました。




中極意の組み太刀へ、練度が上がりますと実戦的な稽古になります。太刀筋、刃筋、間合いは良いか、気合いは十分か、が試されてきます。




また、剣先は体中線をとらえているか。組み太刀といえ、目付も大事な要素です。
続いては、「真剣」による「据え物斬り」です。据え物を仮想敵にして、間合いに入り、物打ち部でしっかり斬り落とします。基本を大切に。ややもすると自己流に陥りやすい稽古にです。正しい間合い、正しい基本稽古を重ねる事が大事。


後半の一組目、入門間もない門人の初演武。緊張しながらも基本を守り、難しい木刀表の形をご披露しました。秋の大國魂神社、秩父神社の奉納演武が楽しみです。


中極意から「陰撓」の組み太刀の形。「免許」の組み太刀の形。実戦を想定し、次から次へと流れるように技を繰り出し、勝ちを得る稽古を求めています。




流祖は、天然理心流免許の「千変万化臨機応変の位」で「剣術は 技の技の技 あらゆる技をし尽くせよ技」と教えております。ひとたび「変」に応じた時の心構えです。この域に達するまで、「倦まず 弛まず稽古に努めよ」と。免許までおおよそ20数年の時を要します。




先人が創始し、命をかけて守ってきた天然理心流。勇武館は、正しく伝承し発展させる事を本分として、これからも精進して参ります。
日 暮れて 道なお遠し


奉納演武も無事に終え、来場されたファンの方々にお礼の挨拶をさせていただきました。
最後は、恒例となりました、天然理心流の体験稽古。安全対策を施した会場で、勇武館の指導者が立合、希望者に天然理心流独特の太木刀の素振り、また、組み太刀の稽古を説明、体験して頂きました。


皆さん、実物の太木刀に興味しんしんでした。将来は天然理心流を学んでくれれば幸いです。
滞りなく本日の奉納演武会を修め、御本殿前で記念撮影。穏やかな日差しをいただき安堵感浸りました。

此処、調布は近藤の故郷ですが、実は私の故郷でもあります。演武会の話しを聞いて、旧友達が応援に駆けつけてくれました。いろいろと懐かしい話しが聞けました。有り難い。


本日は、布多天神社野澤宮司様、関係者の皆様、新選組ファン、天然理心流ファンの皆様、また旧友の皆様大変お世話になりました。有り難うございました。
また次の機会も、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
有り難う御座いました。