6月2日、戊辰150年、勇武館道場は、幕末新選組の始まりの地、新宿牛込総鎮守 赤城神社にて、無外流居合鵬玉会、北辰一刀流玄武館とご一緒に奉納演武を行いました。
、此の度、勇武館道場は土方歳三子孫四代目土方康氏揮ごうによる「誠」の旗を、また天然理心流八代宗家加藤伊助修勇先生揮ごうによる「天然理心流」の幟を制作しました。
これからは、勇武館のシンボルとして、道場での稽古に、各地の演武会に堂々と掲げ、天然理心流の伝承、発展に尽力してまいります。宜しくお願い申し上げます。
6月2日、勇武館は無外流居合 鵬玉会、北辰一刀流玄武館とご一緒に牛込総社赤城神社にて奉納演武を行いました。
近藤の試衛館道場とは指呼の近さで、春夏秋冬、また初詣などにも一門連れだってお参りしていた事と思います。
近藤の同門で友人の富沢政恕は、多摩連光寺の名主で和歌、俳句などを嗜み、江戸に用事で来た時は、ここ赤城神社にお参りし、試衛館に立ち寄り、近藤、土方達と歓談していたといわれています。もちろん近藤も多摩に出稽古に赴いた時は、富沢家に寄り、剣術の稽古、漢詩や、和歌の勉強を楽しみにしていたようです。
富沢政恕が元治元年1月に所用で上京した折、壬生の新選組屯所に立ち寄り、親しく近藤や土方、新選組隊士と酒を酌み交わし、道中や京の様子を詩歌や漢詩に認め、書き残したいた資料が残っている様です。
しみじみ、ご縁を感じました。嬉しいですね。今回の様にゆかりの地にて演武をしますと、不思議に新しいご縁に恵まれます。ご先祖のお導きでしょうか。あだおろそかには出来ません。身を慎んでこれからも精進して参ります。
今回、この様な機会をいただきました、赤城神社宮司様、関係者の皆様、鵬玉会、玄武館の皆様、誠に有難う御座いました。心より御礼申し上げます。どうぞ、これからも宜しくお願い申し上げます。