9月8日、勇武館道場は真剣による据え物切りの稽古を行いました。
門人達、よく斬れるようになりました。慣れでしょうか。拙速は危険です。
天然理心流の組太刀稽古に太刀筋、刃筋の一致が大切な事を学ぶ為と、真剣で「斬る」心の持ちようはどうあるべきかを学ぶ為でもあります。
流祖も学んだ鹿島新當流の訓えに 「兵法は こころ正しからざれば 成るまじく所作なり」とあります。
門人各位は、この言葉を 「心」 に留めおき、常日頃の稽古に励んで下さい。
稽古が終わり、塾頭の発する 「黙想」 の合図で、道場の清新な空気を大きく吸って、心静かに息を整え、今日、自分の稽古を見つめ直す事が大切です。
「日 暮れて 道 遠し」 です。