3月16日、勇武館は日野自動車体育館で、特別稽古を行いました。
毎月2回の月例稽古は、天然理心流の形、技の稽古に徹し、新たに設ける特別稽古日では、通常稽古ではなかなか出来ない、据え物切りの稽古、日本剣道連盟制定居合の稽古を重点に行ってまいります。
本日は入念な準備運動の後、2班に分かれ、据え物切りの回数を増やしての稽古、制定居合の形12本の内、6本目までの稽古を行いました。
据え物切りについては、気・剣・体の一致、刃筋・太刀筋の一致を目指し、奥の深い技の習得に向けた第一歩。また、居合は、各形のねらい、考え方をしっ かり理解し、丁寧な抜きつけ、納刀からのスタート稽古でした。
組み太刀稽古とは違う、身体捌き、足捌きなどに初めは戸惑いもありました。いずれも天然理心流を習得する上で、欠く事の出来ない大切な稽古です。
木刀でも、居合刀でも、真剣でも同一な所作で、精妙な技を錬る事が肝要です。
「百里の道も 一歩から」です。今後とも武技向上にお励み下さい。