平成31年4月14日、流山 長流寺に於いて、第16回 近藤勇忌が行われました。

   4月14日、早いもので、今回で流山 長流寺での近藤勇忌も、お陰さまにて16回目となりました。大出様、流山市長様をはじめ関係者の皆様のお力添えの賜物と、生家子孫として心から御礼申し上げます。誠に有難う御座いました。

 本日も、近藤勇ファン、新選組ファン、ご子孫の方々、流山市長はじめ観光協会の方々、大勢の御参列をいただきました。

 ご住職の厳かな読経が続く中、皆様の心をこめたご焼香を賜りました。

 152年前の春まだ浅い4月の初め、近藤達新選組は会津を目指さんと、ここ流山に屯集しましたが、薩摩藩士 有馬藤太率いる西軍に陣屋を包囲せれました。

 近藤勇は弁明の為、西軍指揮官 有馬藤太と同道して、この江戸川の渡し場から粕壁の西軍本営に出頭しました。

 その後の経緯は、皆様も御存じの通りです。

 本日の講演は、薩摩藩士 有馬籐太のご子孫 有馬一郎氏でした。

 祖父の宮川半助は、多摩史談会の席で、有馬籐太が、勇を大切に扱うよう指示していたとの話を聞いて来て、 「薩摩の有馬は偉い武士だった」 と盛んに褒めていたと母が語っていたのを、よく憶えています。

 往時の事、いろいろと伺い、大変参考になりました。 講演が終わって有馬さんと私共二人で握手を交わし、和やかな雰囲気でお開きとなりました。

 佐藤福子さま、結城しはやさまからも御挨拶をいただきました。 有難う御座いました。

 本日は、いつになく、晴れやかな近藤勇忌でした。 勇の安堵した気が、すうっと通り抜けた感じがしました。会場を出るとしぜんに足が陣屋に向いていましたね。 勇にせがまれる様に名物の陣屋最中を土産に買いました。  「うめぇーなぁ! これ。 総司もくえっ!」  えっ~まさか。  空耳??

 大出様をはじめ流山市の関係者の皆様、誠に有難うご座いました。

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