1月24日、KKベストセラーズ 「歴史人」 1月セミナー 「近藤勇の最期」で勇武館道場が天然理心流を演武披露しました。

 1月24日、KKベストセラーズ発行の月刊誌 「歴史人」 1月セミナーで、宮川家10代目当主 宮川豊治が「子孫が語る近藤勇の最期と新選組」と云う演題で、講演会をさせていただきました。

 当日は、KKベストセラーズ社特設会場に多くのフアンがお集りになり、熱心に講演を聞いていただきました。

 また、セミナー受講希望者が大変多く、会場の関係で一部の方々にはご来場をお断りされたとの事でした。

 講演会は、宮川家の家系、養子縁組、近藤勇の略歴、尊王攘夷思想、浪士隊上洛、新選組結成、池田屋事件、禁門の変、戊辰戦争、甲陽鎮撫隊、流山離別、板橋刑場など、いわゆる幕末動乱といわれる、嘉永6年から明治元年までの凡そ15年にわたる、近藤勇の一生と宮川家の関わりについて、お話をさせていただきました。

 宮川家10代目の兄も、この1月で90歳となり、2時間余りの講演会が少々心配いたしましたが、KKベストセラーズ「歴史人」編集部 原田様の巧みな司会、進行に支えられ、また、無外流居合の武田鵬玉先生のお力添えを頂きながら無事に務めを果たさせていただきました。
 此の度は、貴重な機会を賜り、大変お世話になりました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 私共、天然理心流 勇武館道場も、講演会休憩時間に近藤勇、土方歳三、井上源三郎、沖田総司ら近藤一門が遣った天然理心流組太刀形の演武を披露させていただきました。
 門人たちは、これからも先人の雷が落ちてこないよう形、技の修練を誓って帰路につきました。

 帰りに、大塚駅前に福島名物 「柏屋 薄皮饅頭」 の売店があり、私も好物ですので、早速、土産用に一箱購入しました。包装紙を見ましたら、なんと 「創業 嘉永五年」 とありました。

 嘉永2年は、宮川勝五郎が、近藤家に養子に入った年.  勇16歳
 嘉永4年は、ジョン万次郎が帰国した年。           勇18歳
 嘉永6年は、江戸湾にペリー艦隊が来航した年       勇20歳

 近藤勇、歳三、総司達も多感な青年期でした。「尊王・攘夷思想」にも芽生えだした頃でした。
尤も、記録によりますと、此の頃の勇は養父周斎にかわって、ふた月に一度位の割合で、調布、日野、町田へ出稽古に廻っていた様です。

 近藤勇達新選組の面々、公用で会津守護職に赴いた折々、この「柏屋 薄皮饅頭」などを振るまってもらい、「うめぇー、うめぇー」と、ぱくついていたかも、と思うとなんとなく微笑ましく感じます。

 そのころ、高幡饅頭は・・・・・・・・・・・まあぁ~まあぁ~

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