1月31日、勇武館道場 「浮鳥の会」 が、流祖近藤内蔵助先生、三代宗家 周斎先生の墓参にまいりました。
この日は、春をおもわせる温かな陽気で、第1回の 「浮鳥の会」 を祝ってくれているようでした。 参加メンバーも11名となり、賑やかな墓参でした。 有難う御座いました。
スタートは、東京タワーの隣で、三代宗家近藤周斎先生が眠る臨済宗 金地院。
本堂裏手の墓地に、周斎先生の墓石が建っています。
参加者全員で、供花、お焼香し、勇武館道場が周斎先生の遺された天然理心流をしっかり守り、伝承してまいる決意を伝え、お力添えをお願いしました。
帰りに、芝増上寺へ廻りました。幸いにも、普段では入れない歴代将軍家の墓地が、一般公開されていましたので入門し、各将軍のお墓に初めて御目通りさせていただきました。
14代将軍家茂公の堂々とした墓石、隣に寄り添うように和宮の墓石が並んでいました。
近藤勇の「尽忠・報国」、「尊皇・攘夷」の志を、京都での過ぎし日々の話し等をさせていただき、手を合わせ、お礼を申し上げました。
「すぐには、その場を去り難く、自分の目を通し別の誰かが、家茂公のお墓を穏やかに見つめているような、なんともいえない不思議な力を感じました」 と門人も申して居りました。
150年の時を超えた今でも、勇達、新選組の「誠」の心と見えない糸でしっかり結ばれているのですね。
午後は、流祖近藤内蔵助先生がお待ちしている、江東・北砂の妙久寺へ参りました。
このお墓は、高弟だった桑原英助や門人が先生の遺徳を偲んで建てたお墓です。
門人による供花、お焼香のあと、参加者全員で天然理心流勇武館道場が、今日有るを心からお礼申し上げました。
そして、これからも勇武館道場が天然理心流をしっかり伝承し後世に遺してまいる決意を述べさせていただき、手を合わせ、頭を垂れました。
帰りの車中では、動乱の幕末、揺れる徳川幕府を命懸けで支えた、近藤勇率いる新選組に対する14代将軍家茂公のお気持ちを、また、天然理心流流祖近藤内蔵助先生、三代宗家周斎先生の遺徳をあらためて感じ、今日一日、本当によかったと心が温かくなりました。
本日、参加された皆さんも、初めての 「浮鳥の会」 でしたが天然理心流の、新選組の 「誠」 の心にふれあう事ができたものと思います。
ご苦労様でした。
次回の 「浮鳥の会」が楽しみです。 世話人の方には、ご足労をおかけしますが、今から期待しております。 よろしく、お願い致します。
また、次回は参加してみたいと考えている方、事務局までご一報いただき、自由にご参加下さい。 大歓迎です。 お待ちしております。
なお、次回の催事につきましては日程、場所などが決まり次第、このブログでお知らせ致します。