令和3年7月20日、大國魂神社の「すもも祭り」にまいりました。

  いらっしゃいませ!   ようこそ!

              ~ Isami   Cafe   ~  

 本日のコーヒーは、「ペルー チャンチャマイヨ」です。
 ペルーのコーヒーは、インカ帝国の末裔の人々によって、
 育まれています。特にチャンチャマイヨは世界的に有名
 な産地。大粒の豆は美しい明緑色の豆で、かたよらない
 酸味を持ち、コクと柔らかい味がマッチして、飲みやすい
 のが特徴。日本でも人気のコーヒーです。
          
          どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さい。


 7月20日、久しぶりに、大國魂神社の「すもも祭り」に出かけました。子供の頃、この「すもも祭り」の日が近づくと間もなく、夏休み。とても楽しみでした。

大國魂神社
源義家(八幡太郎義家)立像

 「すもも祭り」の始まりは、今から970年ほど前、源賴義、義家父子が奥州平定の途中(前9年の役[1051~1062])、ここ大國魂神社に必勝祈願し、無事に御役目を果たしての帰途、御礼にお参りし、ご神饌として、「すもも」を献上しました。以降、境内には「すもも」市が立つようになり、今もこの名が続いている由。

 また、この日は大國魂神社が縁起物のからす団扇、からす扇子を頒布する事でも有名。

 由緒によれば、神代の昔、御歳神様が、村人が苦しむ虫害や災難を取り除く方法を、いろいろ教えられたうち「からす団扇を以って扇げ」と教えられ、毎年7月20日に近郷、近在の村人に頒布したのが始まりで、その効験はことに著しく、この、からす団扇、扇子で扇ぐと虫害や災難、疫病を追い払い、家々が五穀豊穣に恵まれ幸福が訪れたとの事です。

 子供の頃は、参道の両側にすももを売る露店が軒を連ね、多くの参拝客で賑わっていたのを覚えています。お参りした後、甘酸っぱいすもも買って貰うのが楽しみでした。 懐かしい。

近勇勇

 近藤勇も幼少の頃、生家から歩いて1時間程で大國魂神社。忙しい農作業の空いた一日、使用人達に連れられて、境内ですももをかじりながら、駄菓子を買ったり、見世物小屋をのぞいたりして、遊んだ事でしょう。

 ずんぐり太って、逞しく、すばしっこかった勝五郎(近藤勇の幼名)の姿が目に浮かびます。

 その、思い出多い「すもも祭り」の露店が、コロナウィルス感染予防の為、昨年、今年と出店がかないませんでした。参拝者が多く見えていただけに、少々寂しさを。私だけでしょうか。

 梅雨明け直後、30度を超える猛暑も境内には大木が繁り、吹き抜ける風は涼しく、清々しい気が満ちました。この感じ、大昔も、昔も、今も変わらず。ですね。これからも。・・・うれしい。

 有り難う御座いました。

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