令和6年(2024年)6月2日、勇武館は広島安芸の宮島嚴島神社にて行われました、第29回宮島嚴島神社奉納古武道演武大会に参加させていただきました。

いらっしゃいませ!ようこそ!
Isami Cafe ~ へ

 本日のコーヒーは、「ブラジル・ブルボンアマレロ2-19」です。
 ブルボン種は粒が小さいものが多い品種ですが、生産者が良質で粒の大きい豆に品質改良に努め実現させました。収穫から乾燥までの品質管理を徹底しています。明るく、甘い酸味、シュトラスを思わせる爽やかで、スペシャルの風味が特長です。

 今日も、ごゆっくりお楽しみ下さい。

6月1~3日、勇武館にとって2回目となる嚴島神社奉納古武道演武大会に参加させていただきました。ご縁が深まり、晴れがましい気持で天然理心流演武をご披露しました。

6月1日、早朝の新幹線で、宮島へ。昼前に到着。宮島嚴島神社が和やかに迎えてくれました。本日は自由行動。門人達は弥山に登る人、島内を散策する人など、それぞれ。私は日本三大弁天様が祀られている大願寺にお詣りし、明日の演武の無事をお願いし、早めに宿へ入り、英気を養いました。

6月2日、勇武館一同、準備万端、居住まいを正して嚴島神社へ。
 正午より本殿にて厳粛な神事、お祓いを受け、国宝の祓殿にて参加各流派の奉納演武が始まりました。
 勇武館一同緊張感を漂わせ演武を待ちました。いよいよ勇武館の呼び出しが告げられ、場内へ進み出て、
 本殿に一礼。天然理心流の演武を始めました。門人一同、気合、間合い、太刀捌き、身体捌きともに素晴
 らしく、日頃の稽古で培った技を十二分に発揮出来ました。
 「勝ち、負けは紙一重、気の緩みは厳に慎め!励めよ」との流祖の教えを守り、晴の舞台で、天然理心流を
 精一杯ご披露しました。

 奉納演武は、天然理心流、表木刀、目録、中極意、陰撓等の組み太刀の形を奉納しました。

 緊張感に包まれた終日、夕方近くに無事納め、一気に開放感に浸りました。宮島のホテル
 戻り、余韻が残る身体を湯船で鎮め、夕食。打ち上げ。気分が弾け、楽しいひとときを過
 ごしました。

 6月3日 早めにホテルを辞して、姫路へ。憧れの姫路城を初めて見物。

 壮大にして、優美な国宝姫路城。天にも昇るかと想わせる堂々とした勇姿に感嘆の声も忘れ、見とれ
 ました。
 城内に入り、頑張って天守閣まで登りました。眼下に広がる姫路の家並みを見ました。素晴らしい景観。
 歴代城主の秀吉、秀長、池田輝政なども、もさぞかしこの景観に感激して、気持も引き締まった事
 でしょう。

 近藤勇も、元治元年(1864年)7月の蛤御門事変の後始末で、慶應元年(1865年)11月、長州藩への
 訊問使として広島へ赴く途中、姫路城を見ながら、山陽道を上り下りした事でしょう。でも、真面目な
 近藤は、公務、公務と立ち 寄りもせず、ひたすらお役目大事に務めたと思います。

 城内には多くの武器庫、石落とし、鉄砲窓の造作なども保存されていました。城内はいつも常在戦場
 だった事がうかがえます。

 二の丸近くには「お菊の井戸」が現存してました。講談話で有名な「番町皿屋敷」の元話は、此処での
 話しを元にして作られた話し。 ほう!そうだったのか。と納得。

 午後、姫路城ともお別れで参加者メンバーの記念写真一枚 写メ ♪♪コロロン~

 今回の宮島嚴島神社演武、姫路城見物の旅、いい思い出をたくさん頂きました。

 午後早めの新幹線、心地よい振動にウトウト。アナウンサーの声が「まもなくヨコハマ、ヨコハマ」

 皆様、お世話になりました。有り難う御座いました。