10月20日、雑誌「時空旅人」出版社より、11月下旬発売の永久保存版「新選組」に近藤勇が遣った天然理心流について、説明と組み太刀の形を見たいと取材の申し込みがあり、お手伝いしました。
毎年の秋、勇武館が演武させていただく大國魂神社神楽殿前で、天然理心流の「組み太刀」の形と所作を説明、撮影しました。ある作家が天然理心流を見て、真意も分からず田舎剣法、芋剣法と評しましたが、田舎剣法がゆえに怯まず、臆せず、強く、激しく相手と真っ向勝負し、勝ちを収める必勝の剣術を説明し、ご覧頂きました。出版社の編集者、カメラマンも感心して、納得されました。
幕末、不逞浪士の暗躍で、治安が乱れた京地の朝廷を、市民の安寧な生活を近藤勇達、新選組が守って活躍した事は歴史的事実です。
天然理心流の強さは、「当流は 一誠を以て 天地の公道を 極める為に 存す」と言う「ひと」の道を諭した流祖の教えにあります。
近藤勇が文久3年(1863年)2月、将軍警護のため上洛した折、詠んだ漢詩に「尽忠報国 三尺之剣 十年磨いて 腰間にあり」と認めてあります。
天然理心流の稽古で培った、強い気組みに自信を持ち、草莽の「士」となり、尊皇攘夷のための決意を表しています。
勇武館はこれからも、天然理心流の本流として、一誠を以て天地の公道を歩み続け、伝承、発展に励んで参ります。
追記 時空旅人出版社の「永久保存版 新選組」は、令和4年11月28日、発売されます。
出尽くした史料を、より深掘りし、新史実を記載したとの事。ぜひ、ご一読下さい。
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本日のコーヒーは、「キューバ ETL(エクストラ・ツルキーノ・ラバト)」です。
キューバコーヒーの歴史は1748年、ハイチのコーヒー園から豆を持ち帰ったのが始まりです。恵まれた気候と土壌が幸いし、キューバ全土にコーヒー園が広がりました。その中で、最も良質なものだけが「キューバエクストラ」と呼ばれます。ブルーマウンテンに似た、軽くてバランスの良いマイルドな風味、上品な香味、繊細な質感が特徴です。
どうぞ、ごゆっくり お楽しみ下さい。