3月22日、宮川家、近藤家の菩提寺、三鷹大澤山龍源寺に春 彼岸のお墓参りに行ってきました。
お彼岸でしたので、境内にはお墓参りに多くの方々が見えて居りました。墓所には春のお花がいけられ、線香の香りも漂い、ご先祖に手を合わせ頭を垂れる家族連れに出会いました。盆、暮れに、春秋の彼岸に、この様に達者でご先祖に逢える縁を感謝せずにはいられません。
昨近、新選組関係の手紙、京都在藩の用人の日誌、書き付け等の学術資料を精査された論文を見ましても、明治維新時から昭和40年代の100年間にわたった新選組に対する評価を大きく転換させるものが多くなりました。
近藤勇は 「我ら新選組は、忠を天朝に奉じ、躬は大樹公に志願し、尽忠報国、尊王攘夷の魁となり日本を守る為に有る」 と郷里へ手紙を書いております。
明治維新より150年、今ようやく、近藤勇達の「誠」の信念が明らかになり始めてまいった様です。 率直にうれしいですね。
近藤勇の墓前に静かに報告しながら頭を垂れました。勇のニコっと笑うと出来る笑窪を思い出しながら、帰路につきました。